しかしその後岡容疑者が、湯浅さんの実家に行き復縁を迫るなど騒いだため、警察がつきまとい行為をしないよう注意していました犯行に使ったと見られる凶器が見つかっているんですよね?
岡容疑者の供述に基づき警察が捜索したところ犯行に使ったと思われる血のついた凶器が見つかっています。
凶器は包丁のような刃物で、現場から1キロほど離れた市川市内に物陰に隠すように置かれていたということです。
警察は今後、岡容疑者が犯行に及んだ動機など詳しく調べる方針です。
たった今入った情報なんですが湯浅さんの死因については傷が肺や肝臓に達していたことによる出血死だということです。
民主主義の原則を揺るがす1票の格差について。
格差が最大で、4.77倍だった7月の参議院選挙についてきょう広島高裁岡山支部は岡山選挙区の選挙を憲法に違反していて無効だと判断しました。
参議院での無効の判決は初めてです。
この国は大きく変わる。
すばらしい判決をいただいたと。
7月の参院選をめぐっては、最大4.77倍の格差は違憲だとして、弁護士グループが全国47で選挙の無効を求める裁判を起こしていました。
議員1人あたりの有権者の数がおよそ24万2000人と最も少なかった鳥取県と、およそ115万4000人で最も多かった北海道の格差は、4.77倍。
つまり、鳥取県を1人1票とした場合、北海道は1人0.2票の価値しかないということになります。
国会は参院選の前に選挙区定数を4増4減し、格差を小さくしたものの選挙制度の抜本改革は先送りされていました。
一連の裁判で、最初の判決となった今日、広島高裁岡山支部の片野悟好裁判長は、国会が選挙制度改革に真摯に取り組んだいたというには大きく疑問が残るとして、岡山選挙区の選挙を無効とする判決を言い渡しました。
1人1票を実現すること、これがこの国における最優先課題なんだということをしっかり国会議員の皆さんにも自覚していただきたい。
いろんな重要な法案を決めるのであれば、それは平等にというか、重さっていうのは、地域ごとで格差がないようにはしてほしい。
もうちょっとちゃんとしてほしいなっていうのがずっとある。
ただ、被告の岡山県選挙管理委員会は上告するとみられ直ちに選挙が無効になるわけではありません。
同様の判決は来月26日までに全国14の裁判所で言い渡されることになっています。
参院選を無効と断じた初めての採決を受け与野党には、厳粛に受け止めるという声が広がっています。
きわめて厳しい判決であるというふうに受け止めております。
選挙制度の抜本的な改革を目指す協議会を各会派で作って検討していて、二度と、こんな裁判が起こらなくてもいいような制度を作り上げるのがいちばん大事なことなんではないでしょうか。
簡単に